
急がないならエンディングノートからぼちぼち終活を始めよう
終活って何から始めるの?
急がないけど気にはなる。
そんな方は最重要な「エンディングノート(終活ノート)」を準備しましょう。
分かるところからぼちぼち書いていけばOK!
エンディングノートをおすすめする理由

自分にもしものことがあった時、残された人は何から手をつければよいのか途方にくれてしまいますよね。
エンディングノートではそんな時に役立つ情報を残します。
意外と正確に知らない事
名前、住所、本籍地、電話番号、血液型、宗教など本人が当たり前のように知っている事でも他の人にとって戸惑うこともあるので正確に書いておきましょう。
親しい人の連絡先、自分の銀行口座、クレジット、WEBアカウント、保険、などの各種契約情報や保有財産などを記入します。
本人に直接聞きづらいこと
まわりの人が本人には聞きづらい事は特に丁寧に意思表示をしましょう。
回復が見込めないときに延命治療を希望するかどうか、臓器提供はどうするかなども必要です。
これらはあまりに重すぎる決定事項なので、他の人に決断を任せると心に深い傷を負わせる恐れがあります。
残された人を守るため
葬儀や、遺骨の埋葬方法などで希望があれば遺族にあまり負担をかけない範囲で書いておきましょう。
また、葬儀はいらない、お墓には入りたくないから遺灰は山か海に撒いて欲しいと思っている方。
恐らく日ごろから口にしてご遺族は希望をかなえてくれるでしょう。
ただし、場合によっては「葬式も出してやらない、遺灰は山に捨てた。何てひどい事をするんだ!」と大切なご遺族が周囲から攻められる恐れもあります。
そんな時にエンディングノートに「自分の遺灰は自然の中に撒いてほしい」といった内容が気持ちを込めて書かれていれば、周囲の攻撃からご遺族を守ることができます。
ノートの種類
ノートは好みにもよりますが、できるだけ丈夫で記入項目が多いものがいいでしょう。書き忘れを防ぐこともでき自分では気づかなかった項目もあるので重宝します。
デザインも種類も色々、自分らしいものを一冊準備してぼちぼち書き足していきましょう。
処分するもの
恥ずかしいもの、使っていないもの、大きくてじゃまなものは捨てましょう。
昔買って隠しておいたH系の雑誌やビデオは残っていませんか?
間違いなくバレますね。

押し入れの中で何年も眠っているものはありませんか?
これからも出番はないでしょう。
出番のないものを処分して押し入れをすっきりさせれば大きな棚やたんすが不要になります。
独立して家を出た後の子供たちの勉強机やベッドをそのままにしていませんか?
いらなくなった大きな家具を処分すると部屋が広々と快適に暮らせます。
思い切って回収業者に処分してもらいましょう。
ただし、電話での勧誘やトラックで回ってくる業者には注意が必要です。
良心的な業者もいると思いますが、見積もりとかけ離れた高額料金を請求される、見積もり自体が有料の場合もあります。
サービス内容、会社情報が明記されたホームページをみて検討するのが安心です。

ゆるくない終活を学んで資格をとってしまおう
いままでゆるくてボチボチやっていく終活を考えてきましたが、「そんなタラタラしたことでは気が済まない!」とお考えの方、いっそしっかりと学んで他人の役に立つ講師になるのもいいですね。
高齢になってくると誰もが不安を抱えます。
そんな時に相談できる頼もしい人になる事を目指したいものです。

まとめ
終活は人生の最期ばかり考えることではありません。
肩の荷を下ろし、これから自由に生きるためにあります。
心身ともに身軽になって好きなことに集中しましょう^^

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