
せっかく貯金をはたいて大好きな彼に プレゼント したのにあまりうれしそうな顔をしてくれなかった。以前からあんなに欲しがっていたのにどうしてなの?なんかモヤモヤするなあ。そんな彼女はいませんか?いったい何を贈ってしまったのでしょう。
もしかすると、それは相手が「いつか買えるようにがんばっているもの」だったのかも知れません。
どうしても欲しいけど手を出すにはちょっと高嶺の花かなあ、と思っているものです。

以前SNSでこんな投稿を見かけました。
「彼がいつか買えるようになりたいと言っていた時計をサプライズでバースデープレゼントにしました。

きっと大喜びしてくれると思ったのに、彼は急に不機嫌になって受け取ってくれませんでした。
なんで?
あんなに欲しがっていたのに・・・
理由もわからないまま彼とはギクシャクし始めて結局別れてしまいました。
せっかく彼の夢をかなえてあげたのに何がいけなかったの?」
せっかくの プレゼント 何がいけなかったの?
彼が頑張るための目標を奪ってしまったからです。

欲しいものが手に入るよう日々努力してきたのに、あっさりと手に入ったら自分のこれまでの努力を否定されたような気になってしまいます。
その物が欲しい以上に、それを買うことができる自分になりたいと思っていたのでしょう。
欲しいものを夢見て、何度も性能や似合う服装を考えて、安く手に入る方法を調べて、やっと手に入れるという経過も宝物です。
マラソン大会で走っている彼に「ゴールまで送ってあげるから乗って」と車で迎えに行くようなものです。
もっと最悪なのは・・・
こだわりのある人にとってブランドや型番は、はっきり決まっています。
少しでも違うものをもらっても嬉しくはありません。その上「これを買うため頑張って貯金したのよ」などと値打ちをつけられたら迷惑なだけでしょう。
でも、それが相手にとって必要な プレゼント だったら?

例えば、カメラマンだけど欲しいレンズを買うお金がない
それを使ってもっといい写真を撮りたいという夢を持っているなら、「二人で貯金して新しいレンズを買おう」と応援したらきっと感謝される事でしょう。
なぜなら、それは目標ではなく夢をかなえるための道具だからです。
他にも プレゼント に適さない物は?
- ペット:
生き物は最期まで責任をもってお世話しなければいけません。
エサやりやトイレの始末、病院通い、家を空けられない、相性がよくないなど相手に負担をかけます。
自分がお世話をできないならやめましょう。 - 大きなもの:
じゃまです。 - 手編みのセーター:
市販のものよりも手編みに自信があって、センスもよければOKです。
下手だけど愛情がこもっているというだけなら外で着ることを強要するのはやめましょう。

- ・自分自身(NG?):
- のちに捨てられるリスクを伴います
最後に

プレゼントをするときには、普段使えるものが喜ばれるようです。
もちろん何をもらっても嬉しいとは思いますが、できればサプライズよりも相手に聞いてからのほうがすべらないみたいです。
ひとに物を贈るのって難しいですね。
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