
銀座 千疋屋 のフルーツフィナンシェをお取り寄せしました。
千疋屋といえば120余年の歴史を持つ老舗果実店、丁寧に育てられた高級フルーツのイメージがあります。
手土産に迷ったので、まずは銀座千疋屋という老舗のブランド力に頼ってみました。
そして、相手の方に気に入っていただける品物かどうしても気になったのと、自分も食べてみたいと思ったことから自分の分も注文して食べてみました。
ちなみにドライフルーツが好きでない私ですがとてもおいしくいただきました(^^)

銀座 千疋屋 フルーツ フィナンシェ が届きました。

銀座千疋屋と印刷された段ボールにはビニールの手提げ袋も一緒に入っています。
何て美しくて鮮やかな包装紙なんでしょう!
包装紙についてはまったく考えていなかったのですが、届いた段ボールを開けて感動しました。
写真では明るいブルーに見えるかもしれませんが、包装紙はとても美しいグリーンに近い色です。
そして、光を浴びた勢いのある真っ赤なバラとそのかわいいつぼみ。
どこかクラシカルな雰囲気をもっているのは、終戦直後のデザインだからでしょうか。
この思い切ったおしゃれさと高級感が銀座を闊歩する当時のモダンな女性たちを思い起こさせます。

裏には原材料やカロリーの表示が記載された大きなシール
賞味期限が大きな文字でお問い合わせ先も目立つよう太い文字なので老眼でも一目でわかるのがありがたいです。

箱は光沢のある濃いブラウンで上品かつ高級感が半端ないです。
この光沢のせいで私の顔が亡霊のように写真にうつり込んでしまいました。

12個入りの方が割安で豪華に見えたのですが、さりげなくちょっとした手土産を演出したかったので8個入りにしました。4種類2個ずつ入っています。
アップル フィナンシェ です。

袋を開けた途端、りんごの自然な甘い香りがふわーっと広がります。
生地に混ぜ込んであるアップルピューレ、そのまま食べてもおいしいりんごだったんだろうなと思いました。

トッピングには甘いドライアップルのブツブツがのっかっています。
お口に入れるととてもしっとりして柔らかいです。
4種類のうち一番甘かったような気がします。
マロン フィナンシェ を食べてみました

上から写真を撮るとペタンコに見えます。
トッピングのマロングラッセが写っています。
マロングラッセは生地にも混ぜ込んであります。

袋を開けると、マロングラッセの香ばしさが感じられます。
割ってみるとしっかり厚みがありました。
りんごのフィナンシェがしっとりフワフワなら、マロンはもう少し水分が少ない感じです。
甘さも落ち着いている感じでマロングラッセとバターの旨味も引き立っています。
ストロベリー フィナンシェ を食べてみました

トッピングのドライクランベリーが見た目にもアクセントになっています。

フィナンシェを袋から出してひっくり返すとピンクの酸素検知剤がくっついていました。
袋から出してしばらくすると酸素に触れて紫色に変わっていきました。
品質管理も万全です。
賞味期限は90日ありますが、色を見て確認できるのでさらに安心です。

中も自然できれいなピンク
生地に混ぜ込んだストロベリーピューレがほんのりといちごの味と香りを楽しませます。
甘さもいい感じでトッピングのクランベリーとも相性がいいようです。
ただ、私的にはリーフレットに書かれているように「クランベリーのキリッとした酸味」は感じられずいい感じの爽やかさだなあと思いました。クランベリーだけを食べていればもっと酸味を感じたのかも知れませんが、一気に食べてしまいました。
パイナップル フィナンシェ を食べてみました

パイナップルはいかにもトロピカルなイメージです。

袋から出すと一見普通のフィナンシェ
フィナンシェの名前の由来にふさわしくピカピカの金塊のようです(^^)

生地に混ぜ込んだパイナップルピューレとココナッツのコラボはトロピカルイメージそのもの。
トッピングのパイナップルは柔らかくジューシー、ココナッツのギュッギュッとした食感が楽しく感じられました。
食べているとき鼻から抜けるような甘く爽やかな香りが続きます。
4種類の 千疋屋 フィナンシェ すべて食した感想
普段自分の為にはなかなか買えないワンランク上のスイーツをいただきました。
もともとドライフルーツの入ったお菓子は好きでなかった私ですが、老舗のブランド力に頼るという不純な動機で買ったもののおかげで新しいおいしいものの発見ができた気がします。
このフィナンシェはドライフルーツがフィナンシェの邪魔をしないでうまく協調したものでした。
銀座 千疋屋 オリジナル包装紙について
ちなみに、包装紙ですが他のお取り寄せをして気づいたのですが、ショップによってはオリジナルデザインではない包装紙の場合もあるようです。
お取り寄せの注文には包装の欄もちゃんと確認しましょう。
手土産の品、たまに自分で食べるのも新しい発見があっていいものですね。
フルーツフィナンシェ、きっと虜になりますよ。
コメント