
ボンカレー と聞くと何だか懐かしい響きを感じる方もいるでしょう。
「ボンカレー」は1968(昭和43)年2月12日、世界初の市販用レトルトカレーとして販売されました(阪神地区限定)
当時人気だったテレビドラマ『琴姫七変化』で主役を務めた松山容子さんをパッケージにして大人気商品となりました。
今や競合がたくさんある中、商品名で呼ばれるレトルトカレーってすごくないですか?
高齢者ともなると、他メーカーの別商品であろうとレトルトカレーの総称みたいに「ボンカレー」と呼ぶ人が多いようです。
今回は久しぶりに非常食をかねてボンカレーGRANベジタブルを購入してみました。
ボンカレー GRAN(ベジタブル)を箱ごとチンします

しばらくレトルトカレーを食べていなかった私は ボンカレー がレンジでチンするだけて食べられると知り衝撃を受けました。
500Wで1分40秒、600Wで1分30秒。
3~5分お湯で温めても大丈夫です。
業務用のレンジは蒸気口から中身が噴き出す恐れがあるので危険です。
ボンカレーGRANが野菜ばかりなのにわたしのくちにあうかは
私の知ってる ボンカレー じゃなかった!

袋を開けてみるとエキゾチックなカレーの香り。
クミンが効いているのですね。
お皿にあけるとゴロゴロとした野菜がたくさん出てきました。
すごいボリューム感です。
え、これがボンカレー?
私の知っているボンカレーは、おいしいけれどルーの中にお肉と野菜がちょこっと入ったシンプルな物でした。
こんなに具があるなんて驚きです。
しかも、おいしい!
しばらくぶりに食べたボンカレーは、驚くほどに進化していました。
ボンカレー GRAN(ベジタブル)の中の野菜たち

この緑色の野菜がズッキーニ、ニンジンの姿も見えます。
ズッキーニは野菜の青臭さがあるかと思っていましたが、ぜんぜんそんな事はなくルーの味になじんでニンジンと共に柔らかく口にいれると簡単につぶれます。
ソテーオニオンはすっかりとろけてルーと一体化しているようです。
ココナッツミルクパウダーやカシューナッツペーストがボリュームと満足感を与えてくれている気がします。

ひときわ目立つ大きなインゲン豆がちょっと嬉しいです。
ひよこ豆とインゲン豆は、それぞれホクっとした食感がありアクセントになっています。
他のカレーとどう違うの?
まずはお肉が入っていないところが大きな違いですね。
代わりに野菜がたっぷり入って溶け込んでいます。
もちろんスパイスも野菜たちのおいしさを引き立てるように、邪魔をしないように入っています。
カレー粉は3種類のブレンド。
ボンカレー GRAN(ベジタブル)の意味は?
ボン(フランス語でおいしい)カレー
GRAN「偉大な、壮大な」という意味を持つ「grand」という単語からつくられた造語
ベジタブル(野菜)
まとめ
レトルトなのにしっかり具材が入ってプチ贅沢な気分になれますね(^^)
ボンカレーは保存料、合成着色料、化学調味料不使用なので安心できるカレーです。
いつでもレンジで温められるし、冷たいままでも食べられるのでもしもの時の保存食にも便利ですね。
お店ではボンカレーGLAN(ベジタブル)はあまり見かけませんが、通販なら簡単に購入できるみたいです。
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