
お年頃の娘、息子がいる親戚のおうちに 新宿高野 果実サブレを手土産として持っていきました。
若い人が好んで和菓子を食べてくれるかどうか不安があったので、取り敢えず洋菓子で考えました。
新宿高野 果実サブレ が届きました

新宿高野 とは
新宿高野 は明治18年(1885年)、「高野商店」として創業した果物専門の老舗
高品質で美味しいフルーツとそれらを使ったお菓子やケーキなどで人気。

いちご、ぶどう、メロン、マンゴーの4種類
色も形もとてもかわいいサブレです。
残念なのはマンゴーとメロンは見ただけでは何だかわからないところでしょうか
新宿高野 いちごの 果実サブレ です


パキッと半分に割って口に入れました。
意外としっかりした堅さがあります。
サクサクとして数回噛めば口の中でほろほろと崩れていきます。
サブレという呼び方の由来に「砂が崩れるような食感から名づけられたとする説」があるそうですが、なるほどという感じです。もちろん砂のようにジャリジャリはしません。
いちごの甘い香りがします。
普段コーヒー派の私ですが、この時は紅茶が欲しくなりました。
いちごパウダー、イチゴシロップが入っています。
ぶどうの 果実サブレ


「なんじゃこりゃ~」と言いながら息子が手にしていたのは半分かじったぶどうサブレでした。
私も口にしてから二人で顔を見合わせました。
それくらいぶどうサブレはぶどうの味がしました。
まるで一粒の甘くておいしい生のぶどうを口にしているようです。
4種類のうちでこれが一番はっきりとした果実の味だと思いました。
ブドウ果汁が入っています。
メロンの 果実サブレ


メロンをカットしたデザインです。
写真をお見せする前に少し食べてしまいました。
優しいメロンの味と香りがじわーっとしてきます。
メロン果汁が入っています。
マンゴーの 果実サブレ


マンゴーをしばらく食べていなかったので、サブレを噛みしめながら「そういえばマンゴーってこんな味だったな」と思い出しました。
甘すぎず落ち着いた味です。
マンゴーパウダーが入っています。
ところでサブレって何?クッキーやビスケットとどう違うの?
何となくわかるんだけど、じつは説明しづらいようなサブレとクッキーとビスケットの違い
国によって呼び方や基準などは違うので、日本での考え方(ざっくりと)は以下のようです。
サブレ:フランスから伝わった焼き菓子。クッキーやビスケットには小麦粉が多く使用されているのに対し、一般的なサブレにはショートニングやバターが使われており、ベーキングパウダーは使われていません。そのため、より食感が軽くサクッとしているのが特徴
クッキー:アメリカから伝わった焼き菓子。 アメリカではサクッとした焼き菓子の総称としてクッキーという言葉が使われていますが、日本では「糖分と脂肪分が全体の40%以上で手作り風の見た目のもの」をクッキーと呼びます。
ビスケット:イギリスから伝わってきた焼き菓子。もともと保存食用として作られた2度焼きのパンがビスケットの始まり。日本では「糖分と脂肪分が全体の40%未満」のもの。クッキーやサブレに比べると少々固いのが特徴。
おいしい果実の味と香りにかわいいデザインで遊び心をプラスした果実サブレを楽しんでくださいね。